清水基金のあゆみ
清水基金の発足~創立者 清水康雄氏の想い~
ここに「家」として保有している共通の財産がある。この財産は個人のものではなく、清水家が事業を通じて行ってきた社会への貢献の尺度である。
この「家」に属する財産を社会に還元して、社会福祉に役立たせるため、ここに社会福祉法人を設立して、その基本財産となし、現在最も重視しなければならない心身障害者の医療、育成、庇護および収容を行うための施設に対して助成を行い、社会福祉の増進を計る事が設立の趣旨である。
(設立趣意書抜粋)
沿革
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清水建設(株)社長清水康雄氏逝去、遺言により清水同族四家の共有財産(清水建設株式1400万株)が社会に還元されることになった
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厚生大臣より同株式を基本財産とする社会福祉法人清水基金の設立認可を受ける
初代理事長 山際正道(元日銀総裁)就任 -
第1回(1966年度)一般助成事業の助成申込の受付開始
助成対象を「知的障害児及び重症心身障害児の施設を経営する法人」とする -
助成対象に「知的障害者及び重症心身障害者の施設を経営する法人」を加える
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助成対象に「肢体不自由児(者)及び盲・ろう児(者)の施設を経営する法人」を加える
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二代理事長 植村甲午郎(元経済団体連合会会長)就任
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三代理事長 長谷川重三郎(元第一銀行頭取)就任
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1982年度から海外研修事業の実施を決定
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四代理事長 森永貞一郎(元日本銀行総裁)就任
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清水建設(株)株式の保有数3810万株となる
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創立20周年記念事業として、1986年度から招日研修事業実施を決定
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五代理事長 村本周三(元第一勧業銀行頭取)就任
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1992年度から招日研修事業の本格実施決定
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創立25周年記念事業「アジア手をつなぐ青年の集い」を開催
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「海外研修10周年記念の集い」を開催
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海外研修同窓会(清水フェローシップソサエティ)発足
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創立30周年「記念助成」決定実施
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海外研修20周年 ・ 清水フェローシップソサエティ設立10周年の記念講演ならびにシンポジウム開催
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六代理事長 近藤克彦(元第一勧業銀行頭取)就任
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海外研修30周年記念講演会を開催
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創立50年記念式典「記念講演会・感謝の集い」を開催
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創立50年記念事業として、NPO法人助成事業・国内研修事業 開始
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現理事長 塚本隆史(元みずほ銀行頭取)就任
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文化芸術活動特別助成事業 開始