2018年2月22日~2月24日 第4回国内研修@東京

平成29年度の後期の国内研修を東京にて実施しました。

今回は、前々回より好評だった施設見学を正式にプログラムとして組み込み、3日間にわたる研修を行いました。
また、今回たくさんのご応募があり、定員数を上回る27名の障害福祉サービスを担う職員の皆さんに参加いただきました。

研修日程として、1日目に施設見学、2日目に当基金海外研修の研修OB・OGによる講義、3日目は個別支援計画を作成する演習を行いました。

1日目の施設見学では、社会福祉法人日本心身障害児協会の島田療育センターを見学させていただきました。
島田療育センターは、日本で最初に開設された重症心身障害児施設で、現在は入所支援の他、在宅支援にも取り組まれるなど、多岐にわたるサービスを展開されています。実は、当基金設立のきっかけともなったご縁のある施設です。
今回は、入所支援の現場を中心に日中活動の取り組み等を見学させていただきました。職員の皆さんが日々工夫されながら、利用者の方の意思や希望に沿う生活の実現に取り組まれている様子は大変勉強になりました。
また、院長の木実谷哲史様よりご挨拶を、理事長の河幹夫様より「ヒューマンサービス」についてご講話もいただき、大変貴重な研修初日となりました。

2日目の講義では、当基金海外研修の研修生OBである5名の講師から、障害福祉の基礎の部分から他の研修ではあまり触れないようなトピックまで、幅広く知識を得られる内容でした。

3日目の演習では、午前と午後に1事例をずつ取り上げ、各グループで話し合って個別支援計画にまとめるワークを行いました。
前日の講義の内容をいかしながら、その方にとってより良い計画とは、人生とは何か、皆さん一生懸命に考え取り組まれていました。

今回も、参加者の皆さんより好評をいただき、来年度はまず7月に鹿児島にて実施することが決定しました。
ご興味ある方は、ぜひホームページの「国内研修事業」をご覧ください。

【掲載写真】
1,2列目 島田療育センター見学の様子
3列目以降 講義、演習の様子